首や肩の痛みの原因は
ストレートネックかもしれません
首や肩周りの筋肉にハリやこり、重みを感じることはありませんか?
これらの症状は、もしかするとストレートネックが原因かもしれません。
ストレートネックとは、本来の首のカーブが失われてしまっている状態です。
スマホやパソコン、タブレットの普及によりストレートネックになってしまっている方が急増しているといわれています。
首や肩周りだけではなく、頭痛や眼精疲労なども引き起こすストレートネックはどのように対処すべきなのでしょうか?
こちらでは、ストレートネックの原因や症状、対処法などを詳しくご紹介します。
目次
このような症状に
悩んでいませんか?
- デスクワークをしていると肩がこる
- 寝ても目の疲れが改善しない
- 首から肩の後ろ側の筋肉が張っている
- スマホを使用していると猫背になる
- 慢性的な肩こりや頭痛がつらい
- 身体の疲れがなかなか取れない
ストレートネックが
引き起こす症状について
ストレートネックになると首や肩周りの筋肉に大きな負担がかかるようになります。
これによって首や肩周りが筋緊張や血行不良が生じるようになり、身体のさまざまな不調を招きます。
ストレートネックでは次のような不調が起きることがあります。
ストレートネックの症状について
●首や肩の張り、痛み
ストレートネックによって首や肩に筋緊張が起こると、筋肉に張りやこりを感じるようになります。
筋緊張によって血液の流れが阻害されると、血行不良となり老廃物などが蓄積されて痛みの発生にもつながります。
場合によっては、背中にまで張りや痛みが広がることもあります。
●首や肩の動かしにくさ
首や肩が筋緊張を起こし、そこから悪化すれば筋膜が筋肉や皮膚と癒着を起こすことがあります。
すると、痛みだけではなく筋肉がスムーズに動かしにくくなり、可動制限を感じる場合もあります。
●頭痛、めまい
首や肩の筋緊張により血行不良が生じると、頭へ送られる血液量が減少してしまいます。
すると、頭痛やめまいが生じやすくなります。
血行不良によって発生する頭痛は緊張型頭痛と呼ばれるもので、こめかみから頭の後方が締め付けられたように痛みます。
●手の痛みやしびれ
首には多くの神経が通っており、筋緊張を起こせば硬くなった筋肉が神経を圧迫することがあります。
これにより、その神経につながっている箇所に痛みやしびれが現れる場合があります。
首や肩の筋緊張では、手や指先に痛みやしびれが生じることが多いです。
●自律神経の乱れによる不調
首の筋緊張によって血流不良が起きると、自律神経に乱れが生じる場合があります。
自律神経とは、身体のさまざまな循環をコントロールしている神経です。
そのため、乱れが生じることによって倦怠感や不眠、集中力の低下、イライラ、不安などの不調が現れるようになります。
ストレートネックが起こる
原因とメカニズム
首の骨は、本来ゆるいカーブを描いており、そのカーブによって、頭の重さを分散しながら支えることができます。
しかし、ストレートネックでは、首のカーブが失われてしまっている状態です。
そのため、頭の重さを直接受け止めることになり、首や肩の筋肉は大きな負担がかかります。
その結果、筋緊張や血行不良が生じるようになってしまいます。
ストレートネックの原因
ストレートネックが起こる原因には、大きく分けると先天性と後天性のものに分けられます。
先天性の場合は生まれつきの骨の形状に影響されますが、発症の多くは後天性のものです。
そして、後天性のストレートネックの場合、首に大きな負担がかかってしまう日常の習慣が関係しています。
ストレートネックが起こる原因として、次のことが挙げられます。
●長時間首を下に向けた姿勢を続ける
首を下に向けた姿勢は頭が前に出るため、首に直接頭の重さによる負担がかかります。
その負担が筋緊張を生み出してしまい、硬い筋肉が少しずつ関節を圧迫しストレートネックになってしまいます。
とくにパソコンやスマホの操作をしているときは、首が下に向くような姿勢になりやすいです。
●極端に高さの高い枕を使用している
極端に高さの高い枕は、寝ている間に首を圧迫してしまいます。
首が圧迫され続けると首の筋肉に疲労が蓄積し、徐々にストレートネックになってしまうことがあります。
●不良姿勢の習慣
日頃から姿勢が悪いと、身体のバランスが崩れて肩や首に過剰な負担がかかってしまいます。
とくに猫背姿勢の場合、背中が丸くなることで首や肩への負担が増し、ストレートネックを起こしやすくなります。
ストレートネックの対処・予防法
ストレートネックはご自身で改善が難しいため、接骨院で状態を確認してもらうことをおすすめします。
しかし、ストレートネックによって生じる不調の対処や予防は日常生活の中で行えます。
こちらでは、日常生活で行えるストレートネックの対処・予防法をご紹介します。
ストレートネックの対処法
ストレートネックになると、首や肩周りに筋緊張や血行不良が起こり、不調につながることがあります。
そのため、筋緊張をほぐして、血行を促進することが症状の緩和には大切とされています。
ストレートネックによるつらい症状を緩和させるために、次の方法を試してみましょう。
●胸から肩甲骨周りの筋肉を調整する
首や肩の筋緊張を改善するには、胸から肩甲骨周りの筋肉をほぐすことが有効とされています。
接骨院で筋肉の調整を行うことで、ストレートネックによる不調の症状の緩和が期待できます。
●ストレッチをする
首から肩や腰に生じている筋緊張をほぐすために、ストレッチで筋肉を伸ばしていきましょう。
ストレッチで筋肉の柔軟性が高まれば、血行が促進されて症状の改善につながります。
首や肩をゆっくりと動かすようなストレッチだけではなく、ストレッチポールを使用したストレッチがより効果的です。
●首や肩を温める
首や肩を温めることで血行が促進される効果が見込めます。
血液の巡りが良好になると筋緊張もほぐれ、痛みやこりなどストレートネックによる不調の緩和が期待できます。
カイロや蒸しタオルなどで温めるだけではなく、入浴でしっかりと温めることがおすすめです。
ストレートネックの予防法
ストレートネックは一度生じると、自身での改善が難しいとされています。
そのため、日頃からストレートネックにならないために予防することが大切です。
ストレートネックの予防として、次に挙げられる内容を日常生活に取り入れていきましょう。
●長時間のスマホやパソコンを控える
スマホやパソコン作業を長時間続けていると、首が前に出る不良姿勢になってストレートネックが生じやすくなります。
長時間のスマホやパソコン作業を控え、作業する際には前傾姿勢にならないように姿勢を正すことを心掛けましょう。
●適度な運動
運動不足になると血行不良や筋肉の柔軟性が低下し、ストレートネックのリスクが高まるといわれています。
日頃から適度な運動を行い、筋肉の柔軟性を維持しましょう。
1日30分のウォーキングなど継続しやすい運動がおすすめです。
ウォーキングの際にはしっかり腕を振り、大股で歩くことでより高い運動効果を得られます。
●寝具の見直し
高さのある枕を使用していると首が圧迫され、ストレートネックの発生につながることがあります。
高すぎる枕を使用している場合は、低い枕に替えましょう。
また、マットレスが柔らかすぎても頭など部分的に身体の沈みが生じて首に負担がかかります。
そのため、適度な硬さのマットレスを使用することをおすすめします。
うるおい鍼灸接骨院の
【ストレートネック】へのアプローチ
ストレートネックは日ごろの姿勢や習慣から起こりやすい傾向にあります。
症状の多くは、一度にすべてが改善するわけではありません。
しかし、ストレートネックは施術後でも変化を感じることができます。
変化を感じない場合は、症状が強すぎる、症状を感じている期間が長いなどの要因が考えられます。
アプローチ方法としては、手技や鍼、背骨矯正などを行っていきます。
緊張が強い筋肉を緩和させ、ストレートネックの姿勢をとる状態をなくすことを目指します。
また、アプローチ後は効果時間を持続させるため、ストレッチやセルフメンテナンスを継続していきましょう。
著者 Writer
- 鈴木 潤
- 所有資格:柔道整復師
生年月日:1987年3月13日
血液型:A型
出身:幸手
経歴:整骨院歴9年(うち見習い3年) 整形外科リハビリ科3年
趣味:バス釣り・ダーツ
得意な施術:筋膜療法
ご来院されるお客さまへ一言:施術後に皆様の『あっ!』と変化を感じて頂ける瞬間が大好きです。些細なことでもお気軽にご相談ください。
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