猫背姿勢が癖になっていませんか?
猫背がくせになって、座っている時も立っている時も姿勢が悪くなっている方は多いでしょう。
猫背姿勢は見た目が不格好になるだけではなく、さまざまな不調を引き起こす原因となりえます。
不調としては、肩こりや腰痛、頭痛、疲れやすさ、集中力の低下などが挙げられます。
こちらでは、猫背が引き起こす症状や猫背が起こる原因と併せて、猫背の対処・予防法などもご紹介しています。
目次
このような悩みは猫背が
原因かもしれません
- 長年腰痛に悩まされている
- 夏場でも手足が冷えている
- 倦怠感がずっと続いている
- マッサージなどをしても肩こりが改善されない
- 姿勢が悪くて年齢よりも老けて見られる
- スマホを見ていると首が痛くなる
猫背が引き起こす不調について
猫背は見た目が悪くなるだけではなく、身体へのデメリットも多いと考えられています。
こちらでは、猫背の種類や引き起こす不調について紹介します。
猫背姿勢について
猫背とは、背中が丸くなってしまう姿勢を指します。
猫が背中を丸くして寝ている姿勢に似ていることから、猫背と呼ばれるようになったといわれています。
猫背と一言でいっても全てが同じ姿勢ではありません。
一般的にいわれている猫背は、背中が丸まった状態の「背中猫背」とされています。
また他の種類として、首が前に傾いて顔が突き出した姿勢になっている猫背を「首猫背」といいます。
首猫背は、パソコンやスマホの普及によって若年層の方に増えてきています。
そして、高齢者に多い腰が曲がった状態の猫背は「腰猫背」と呼ばれています。
猫背が引き起こす症状
●姿勢が悪く見える
猫背姿勢では背中や腰が曲がった状態になるため、姿勢が悪くみえてしまいます。
姿勢が悪いと年齢よりも老けてみられたり、自信がないようにみられたりする場合があります。
●首や肩・腰のこりや痛み
猫背によって姿勢が崩れると、全身の筋肉のバランスが乱れることにつながります。
すると、首や肩、腰などに過剰な負担がかかりやすくなって筋緊張が生じ、慢性的なこりや痛みが生じるようになります。
●頭痛・眼精疲労
猫背によって首や肩まわりに負担がかかると、筋緊張が生じて血流低下を引き起こします。
血流低下が起こると、頭に送られる血液が少なり、その影響によって頭痛や眼精疲労につながるといわれています。
●冷えやむくみ
猫背による血流低下が引き起ると、血液が手足の先まで巡りにくくなり、冷えが起こる場合があります。
また、血液の巡りが滞ると老廃物などが体内に留まってしまい、その結果むくみにつながります。
猫背が起こる原因とメカニズム
猫背姿勢は、知らぬ間に習慣になってしまっているものです。
本来は正しい姿勢だったはずにも関わらず、日常の習慣などが重なることで少しずつ姿勢が変わってしまいます。
猫背姿勢が起こる原因には、次のような習慣が関係しているといわれています。
原因
●身体の前後の筋肉のバランスが悪くなっている
姿勢は、骨格と筋肉によって支えられています。
特に、胸の大胸筋と背中の広背筋のバランスが悪くなると、身体の前後のバランスが崩れ、猫背になってしまいます。
身体の前後の筋肉バランスが崩れる原因は、次のことが挙げられます。
・背中を丸める姿勢が多い
・手を前で使う作業が多い(デスクワークや工場作業など)
・筋力低下
●運動不足
運動不足の状態が続くと、筋力が低下して正しい姿勢が維持しづらくなります。
また、身体を動かさずにいることで筋肉が硬くなってしまい、猫背姿勢のまま筋肉が硬くなって身体に形状記憶されてしまいます。
●崩れた姿勢でのパソコン・スマホ操作
パソコンやスマホを作業していると、画面が目線よりも下にあると頭が前に出る猫背姿勢になってしまうことが多いです。
この姿勢で長時間の作業を行えば、筋肉が猫背の状態を覚えてしまい、継続して不良姿勢となる場合があります。
猫背の対処・予防法
正しい姿勢を日頃から意識していても、仕事や家事など別の作業に集中すると猫背に戻ってしまう方が多いです。
猫背姿勢を少しでも改善するために日常で行える対処法をして、正しく姿勢を維持できる身体づくりを行いましょう。
猫背の対処法
●ストレッチ
猫背姿勢を改善するための第一歩は、バランスが崩れ、拘縮してしまっている筋肉をほぐすことです。
特に胸の筋肉の大胸筋へのアプローチが大切です。
<ストレッチ方法>
・手を身体の後ろで組む
・ストレッチポールを使用する
・壁に手をついて肩甲骨を寄せる
など
●イスに座る生活を心がける
人によっては食事や勉強をする際に、床に座って作業をする方も多いでしょう。
床に座る動作は姿勢を崩しがちになって猫背につながる場合があります。
できる範囲でイスに座って作業することがおすすめです。
その際は、背筋を伸ばし、股関節・足首・膝の角度がそれぞれ90度になるような正しい座り姿勢を心がけましょう。
猫背の予防法
今は猫背でない方も、今後猫背になる場合もあるでしょう。
猫背姿勢が一度くせになると簡単には改善しないため、日頃から予防が大切です。
日々の生活の中で猫背を予防するために次のことを行いましょう。
●日頃から姿勢を意識して生活する
猫背の予防には、日頃から姿勢を意識することが大切です。
面接を受ける時の姿勢のように、背筋を伸ばした姿勢を維持するようにしましょう。
頭が天井から真っすぐつられているようなイメージで姿勢を意識するとよいでしょう。
●パソコンやスマホを使用時の姿勢に注意する
パソコンやスマホを使用する際、頭が前に出る猫背姿勢になってしまう方が多いです。
目線より下に画面がくることで猫背姿勢になりやすいため、パソコンやスマホの画面が目線の高さに合うようにして使用しましょう。
パソコンの場合は机や椅子の高さ、パソコン台の使用などで高さ調整ができます。
スマホの場合は、スマホ自体を持ち上げて使用するのもよいでしょう。
●適度な運動を習慣的に行う
身体を動かさない期間が長くなると、筋力や柔軟性の低下によって正しい姿勢を維持できず、猫背が起こりやすくなります。
適度な運動で筋肉を動かすことで筋力や柔軟性の向上、血流促進といった効果が期待できます。
それによって、正しい姿勢をキープできる身体づくりが目指せます。
中でもおすすめの運動は、ウォーキングや水泳など全身を使う運動などが挙げられます。
うるおい鍼灸接骨院の
【猫背】へのアプローチ
猫背は普段の生活習慣における姿勢が大きく影響します。
場合によっては筋力の低下による猫背もあるので、その場合は筋力トレーニングを行います。
全身の筋肉に緊張状態と弛緩状態のバランスが顕著に現れているので、骨格を引っ張っている筋肉を緩め、筋肉のバランスをとらせます。
日常生活の習慣も改善していかなくてはならないので、施術期間が長期化することがあります。
猫背は自身での改善がなかなか難しい症状ですので、ぜひ一緒に改善に努めましょう。
著者 Writer
- 鈴木 潤
- 所有資格:柔道整復師
生年月日:1987年3月13日
血液型:A型
出身:幸手
経歴:整骨院歴9年(うち見習い3年) 整形外科リハビリ科3年
趣味:バス釣り・ダーツ
得意な施術:筋膜療法
ご来院されるお客さまへ一言:施術後に皆様の『あっ!』と変化を感じて頂ける瞬間が大好きです。些細なことでもお気軽にご相談ください。
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